ゆとり教育と英才教育の違いについて考えてみる

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「ゆとり教育」とは
ゆとり教育は、知識を詰め込む教育が批判されることを契機に、一人ひとりの学習ペースに合わせて学ぶといったゆとり教育の考え方が誕生しました。ゆとりを持つことにより豊かな人間性や生きる力を育てると共に、基本的な知識を確実に定着させて個性を育てる教育です。その為に、授業時間の縮減や学習内容の削減など学校教育のスリム化を実施することになり、それにより学習内容を必要最低限の範囲に留めることになったのです。また、教室や学校の実態を考慮した授業の展開を現場の教師などに一任するようになりました。確かに基礎知識だけを頭の中に詰め込む勉強では子供の自由な想像力は伸ばせませんが、その一方でゆとり教育と学力低下の因果関係が議論されていることも確かです。明確な根拠はありませんし解釈にも違いがありますが、ゆとり教育に移行した後において読み・書き・計算能力が低下していることは明確です。そのこともあって再びゆとり教育の見直しが、詰め込み教育を見直した時と同様に進められているのです。
「英才教育」とは
特に知的能力や才能に優れた児童に対する教育が英才教育で、年齢に関係なく先取り学習で学力を身に付ける早期教育というのもそのひとつです。また一流大学や大学院卒業を目的とする教育指針、トップアスリートになるための訓練などのエリート教育も英才教育に該当します。知識や才能を伸ばす優れた教育ではありますが、その反面で早期英才教育には落とし穴もあるのです。それは劣等感が生まれてしまう可能性がある・他の子よりも優れていると勘違いしてしまう・受け身の勉強癖が付いてしまうなどです。
ゆとり教育と英才教育の違いを学び教育を考える
ゆとり教育と英才教育には相反する相違点があると共に、それぞれメリット・デメリットがあります。どちらがより優れた教育なのかは議論が分かれることですが、大事なことは子供たちがその環境で楽しんで学べることです。それが一番良い効果を発揮する教育になると考えられます。